川崎・小川町のカレー店、しまや

『しまや』は川崎・小川町にある、行列のできるカレー店です。
以前は南町の路地裏でスナックを間借りして営業していましたが、2024年5月に龍亭園の跡地に移転しました。
旧東海道(小川町通り)沿いの市電通り付近、川崎駅と八丁畷駅の中間くらいにあります。とんかつ六やつけめん三三㐂から少し川崎駅方面に行ったところです。
JR川崎駅・八丁畷駅どちらからも徒歩9分くらい。地図(住所)や営業時間などの基本情報は記事の最後に載せてます。
国産極上ロースカツ&豚バラ煮込みカレー
『しまや』といえば絶対に外せないのが極上ロースカツ。
国産極上ロースカツ&豚バラ煮込みカレーは1300円。移転前は1000円でしたが移転後1300円に値上がりしました

移転後の極上ロースカツは衣が厚め
移転しても味はそのまま、と言いたいところでしたが、ロースカツは結構変わっていました。
以前は薄くてしっとりしていた衣が、厚めになってザクザクバリバリな感じに。

最上級の極上ロースカツであることは間違いありません。……が、正直、移転前の方が好きだったかな?移転後は衣の主張が強くて豚肉の良さを邪魔している感じがしました。
豚肉自体は相変わらず臭みもなく最高に美味しかったです。日によって部位が違うので偶然かもしれませんが、肉の厚みも移転前より増していました。
参考までに、カメラロールから発掘した移転前のロースカツの写真を載せておきます。以前の衣は薄皮っぽい感じでした。

豚バラ煮込みカレーも安定の美味しさ
カレーは移転前から変わらず。カツほど飛び抜けているわけではないですが美味しいです。それほど辛くなく、食べやすい味。
トロトロの豚バラが2切れ入っていて、カツとはまた違う豚肉の美味しさを味わえます。
食後の一口サイズの飲むヨーグルトも健在でした。
移転後しばらくはオペレーションが混乱中?
移転前はこじんまりした店内でマスターが一人で切り盛りしていましたが、移転後は店が広くなりマスターを含めて4人体制になっていました。
ただ、マスターが担当するロースカツの揚げが1ロット6枚?のようで、回転はあまり良くないです。店内にも待合席があるので、それほど苦ではないとはいえ、混雑時の待ち時間は結構長くなってしまいそう。
一気に広くなって人も増えて、もろもろ試行錯誤中なのだと思います。これから徐々に改善されていくでしょう。
唯一無二のカツカレーが食べられる店であることは疑いないので、末永く繁盛してほしいですね。
『しまや』のメニュー
2024年6月時点のメニューはコチラ↓

移転前より200〜300円値上がりしています。
主なメニューは以下の通り。
- 国産極上ロースカツ&豚バラ煮込みカレー: 1300円
- 国産極上ロースカツ&しまやスペシャルカレー: 1700円
- 国産極上ロースカツ&しまやスペシャルカレー: 1350円
- 豚バラ煮込みカレー: 800円
- しまやスペシャルカレー: 1200円
- スパイシーキーマカレー: 850円
ちなみに、移転後は食券制になりました。券売機ではクレジットカードも使えます。電子マネーは使用不可。
『しまや』の基本情報
住所・アクセス
神奈川県川崎市川崎区小川町10-19 リバー佐藤 1F
※2024年6月現在、ストリートビューでは前の店(龍亭園)のままになっています。
営業時間・定休日など
食べログより(2024年6月確認)
- 営業時間
- 11:00〜15:00(売り切れ次第終了)
- 定休日
- 水曜
リンク
(参考)移転前の『しまや』の思い出

以前は、新川通りの焼きそば伊藤の角を曲がったところにありました。スナックを間借りしていたので怪しげな雰囲気で、それがまた良い感じでした。

昔はカツを出すたびにマスターが「この肉は普通は出回らない新鮮な肉で…(略)…、ちょうど旨味が引き立つ低温で仕上げて…(略)…」というようなこだわりを説明していました。説明したくなるのも納得の一品です。
ちなみに仕入れの影響で日によって部位が違うようで、「今日の肉はすごいですよ」と笑顔で教えてくれたこともありました(確かに美味しかった)。マスターの気さくな人柄も『しまや』の魅力です。
移転前の住所・アクセス
(移転前)神奈川県川崎市川崎区南町1-12